ドイツ旅行記 1998.10.24〜1998.11.1 10/24 11:45発(実際には12:30)のNH209で成田空港を出発。 シベリア上空では外気温-63℃、窓の外には氷の結晶が付いている。 シベリアは川まで凍っているらしく、一面真っ白であった。 フランクフルト上空からの印象は”森の国”である。紅葉が美しい森の中に 立派な道路や湖があり、車で走ったら気持ちよさそうである。 約12時間でドイツはフランクフルト空港に到着(10/24 17:25)。 サマータイム(最後の日)のため時差は7時間。 入国審査はパスポートを見るだけ。せめてスタンプくらい押せぇー。 フランクフルト空港駅で、ジャーマンレイルツインパスに日付の入ったスタンプを 押してもらい、Sバーンでフランクフルト中央駅(Hbf)に向かった。 ホテルのチェックインを終え、Uバーンでレーマーへ。 駅を出るといきなり大聖堂が視界にはいる。その大きさに圧倒され、しばし見入る。 辺りは真っ暗だが、ライトアップされていてとても美しい。雨なのが残念。 ツム・ゲマールテン・ハウス(居酒屋)を探してザクセン地区をうろつく。 地球の歩き方の地図が間違っており、住所から判断してようやく見つける。 日本人は一人もいなさそう。とっても混んでる。メニューはまったく読めず、 地球の歩き方頼りに適当に頼む。ビール、リップヒェン、りんご酒を頼む。 豚肉がこんなに美味しいとは知らなかった。本に紹介されていたりんご酒は×。 10/25 ロマンティック街道の旅 サマータイムが終わっているのを知らずにホテルの食堂へ。まだ5:30だと言われ、 ビックリ。仕方なくへやで時間をつぶす。ANAの嘘つき。 6:30から食事。生ハム、ソーセージ、パウンドケーキいずれも美味。チーズもなかなか。 8:00にフランクフルトHbfからヨーロッパバスにのり、ロマンティック街道のバス旅行に 出発。紅葉が美しい広大な森の中を抜けていく。所々に村、平原がある。 道路はがらがら。日光に紅葉を見に行くよりも遥かに良い。 アウトバーンのパーキングはホントに車をちょっと止めるだけのスペースしかない。 自動販売機もトイレもない。でも半分森の中で、一休みするのにはよさそう。 最初の観光ポイントビュルツブルクはバスで町中を巡る程度。城、教会、大学、 レジデンツ(部屋数300、現在は博物館)を眺める。 ヴァイカースハイムまでの道のりはまるでカリオストロの城のよう。 ヴァイカースハイム城の中には時間がなくて入れず。 第三の観光ポイントクリクリンゲンに到着。山の中(高原)にある小さな村。 小さな教会の中に立派な祭壇がある。聖母マリア昇天の祭壇らしい。 小さな村の前を立派な道路が走り、その向こうには山々が広がっている。 素晴しい景色である。 ロマンティック街道のメインローテンブルクに到着。正に中世の街。RPGの中に 出てくるような所である。日曜の割には開いている店が多い。 市庁舎の塔に昇った。階段のみで辛いが、それ以上に上からの眺めは素晴しかった。 でもこわい〜。教会のステンドグラスはなかなかの見物。クリクリンゲンにあるものと 良く似た祭壇があった。聖血の祭壇と言うらしい。中央には最後の晩餐が彫ってある。 明るい間に見ることの出来る最後の観光ポイントディンケルスビュールに到着。 石畳のこぢんまりした街。街の周囲には城壁が残っている。静かないいところである。 教会も素敵、写真は禁止だった。 ネルトリンゲンは傍を通過しただけ。でもダニエルは見えた。今度来たときには じっくり見るぞ。 17:30頃にはかなり暗くなる。18:10アウクスブルクに到着。駅の売店でサラミを 2本と缶ビールを購入。サラミは絶品。 19:30頃シュヴァンガウでバスを降りる。ホテルはどこじゃぁー。 暗い中地球の歩き方とホテルの住所、道路標識を頼りにホテル発見。 レストランでカツを食べる。ちょっと塩っ辛い。 10/26 ロマンティック街道終着駅からミュンヘンへ 早朝フォルッゲン湖まで散歩に出る。寒い。遠くには雪を抱いた山々が見える。 スイスらしい。ホテルへ戻る途中遊歩道を発見。ちょっといくと ノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城が見える。 晴れていたら素晴しい景色だったろうなぁ。本日は曇り。 歩いてノイシュヴァンシュタイン城の麓へ向かう。途中城に登るための馬車に出会う。 雨が強いので城までは馬車を使った。 外観は整備されており、歴史を感じる所ではなかったが、巨大で外には滝、吊り橋があり、 素晴しいところだ。来てよかったぁ。城内は贅の限りを尽くしている。 マリエン橋(吊り橋)に行く途中でホーエンシュヴァンガウ城と湖を見渡せる ポイントがあり、そこで写真をとって引き返す。だって坂道きついんだもん。 バスでフュッセン駅に行き、駅の中にあるスタンドで昼食をとる。 サンドウィッチとビールであった。フュッセンの街は小さくてこぎれいで、 なんというかまぁ観光地? ローカル電車に乗って一路ミュンヘンへ。進行方向と逆向きに座っていたおかげで 絵葉書になるようなアルプスの山並と緑の平原が広がっているのが見えた。 ミュンヘンに到着後、訓子に紹介されたヨーロッパユースへ行き、部屋を確保。 その後ミュンヘンHbfから地下鉄に乗り新市庁舎へ行く。 将軍堂、英国庭園等を眺めつつ、ペーター教会の塔に登る。なんと14階。 すべて階段。死ぬぅ。その代わり眺めは文句なし。偶然にも新市庁舎の 仕掛け時計が動き始める。ラッキー。 夜、新市庁舎の地下にあるレストラン(居酒屋)で食事。二人で66DM。 もーなにも食えないと思うほど食った。 10/27 ミュンヘンから古城街道へ 6:51の電車でニュルンベルクへ。小さい街だが昼間のせいか活気がある。 古い街並と新しい街並がうまく融合した城壁に囲まれた街。ここで食べた ニュルンベルクソーセージは焼いたものだった。とにかく旨い。並川は 缶詰めを購入。密輸するつもりだ。 職人広場を見学中、もうちょっとゆっくり見ようということになり、電車を遅らせる。 13:43バート・ヴィンプフェンに向かう電車に乗った。途中クライスルスハイム、 ハイルブロンで乗り換え。バート・ヴィンプフェンは丘の斜面にある小さな街。 横をネッカー川が流れている。とにかく坂道がきつくって、どうにもならん。 赤の塔、青の塔を見て、ホテルを探す。中国系のホテルに泊ることにした。 おねーちゃんがむちゃくちゃ奇麗。近くのスーパーでワイン、サラミ、チーズを 買い、ニュルンベルクで買った生ハム(?)とともに頂く。何故か旨い。 10/28 古城街道の旅 朝ヒルシュホルンに向け出発。ネッカー川に沿って電車で走る。所々に名前も知らない 城が見える。う〜ん、流石古城街道。 ヒルシュホルンも丘の斜面にある小さな街。城もそれ程ではなく、なぜネッカー渓谷の 真珠と呼ばれているのか分からない。夏場にくるとまた違うのかも。 12:39の電車でハイデルベルクへ向かう。ハイデルベルクHbfからバスに乗るが、 方向を間違え、途中で降りて逆戻り。ハイデルベルク城を見学。今回の旅で 最大の城だと思う。フランスとの戦争でかなりの部分が破壊されているが、 実に素晴しい。城内のワイン樽は呆れるほどでかい。巨大とかそーゆーのを超越している。 駅まで戻り、ホテルを探そうということになった途端土砂降りにあう。 Gパンも靴もびっしょり。駅近くのホテルに決め、暫くGパンと靴を乾かす。 タクシー(始めて)を使い町中に戻り、居酒屋で夕飯をとる。 メニューは悪魔のローストポークという豚肉とカマンベールチーズを揚げ、 クランベリーソースをかけたもの、そしてフランスの赤ワインであった。 10/29 フランスはアルザスの旅 5:29の電車でストラスブール(フランス)へ向かう。乗り換え駅は オッフェンバークだったが、一駅手前で降りてしまい、パニック。 偶然にもローカル線がありなんとか無事ストラスブールへ到着。 入国審査なんてものはない。ちょっと残念。 なぜかしら言葉に親しみを感じる。大学時代にフランス語をとっていたせいか? Hertzでレンタカーを借りる。ドライバーは並川。道が分からん。。。 ストラスブール市内を軽く走った後、換金し、コールマールへ。 コールマール市がどこにあるのか分からず、結局最終目的地リクウィールへ 直接向かう。山すそに葡萄畑が広がるワインの村である。 ワインを2本(白とロゼ)とグラスを3個購入。ワインは購入前にテイスティングを させてくれたのが嬉しい。 雨のなかストラスブールに戻る。ドイツでは渋滞を見かけなかったが、こちらでは 渋滞が結構ある。 駅近くのバーガー屋で安いバッグを売ってる店を聞く。英語がほとんど通じず、 身振り手ぶりばっかり。情けない。とにかく、お土産運搬用の安いバックを20Fで 購入し、マインツへ向かう電車に乗った。 10/30 ライン川流域の旅 マインツを観光するが、まず靴を買った。ようやく雨が降ってもしみなくなった。 大聖堂はこの旅で始めて荘厳さを感じたところ。中を見学させて貰ったときに ちょうどスピーカーのテストをしていたらしく、パイプオルガンの演奏を 聞くことが出来た。 ザンクト・シュテファン教会はドアを開けた瞬間に青い光に包まれた。 ステンドグラスが全て青で統一されており、まるで海の中にいるよう。 シャガールが作ったステンドグラスがあった。 最後にクリストスカーシュ(?)を眺めて、電車でケルンへ。 ライン川沿いを走る電車からはコブレンツまでの間に数多くの城を見ることが 出来た。車でゆっくりドライブってのもよさそう。 ケルン到着。ケルンの大聖堂は圧巻。あまりの巨大さに言葉もない。 とりあえず、観光は後回しにして、レストランで昼食とともにケルシュビールを飲む。 苦味が強い独特な味。大聖堂に向かう途中、なんと雹が降ってきた。 なんちゅう天気だ。 大聖堂は完全に観光地と化しているため、荘厳さはまったくない。でも、内部の ステンドグラスはどれ一つ同じ模様の物はなく、すばらしい。 大急ぎで駅に向かい、バーデン・バーデンの混浴を目指すが、電車が20分も遅れ 諦める。しかし、そのおかげでボンまでICEに乗れた。ま、いっかぁ。 結局31日はフランクフルトを観光することにし、マインツへ荷物を取りに向かった。 ライン川沿いの城が、夕日を浴びて美しく輝いている。今度は反対側も注意して 見ていたが、急な斜面の上に幾つかの城がかすかに見える程度だった。 やっぱり、車でないと駄目か。それにしてもライン川の水量は異常。川の横にある 道が水没している。今回の旅の雨の多さは異常気象だったらしい。 フランクフルト空港駅の地下鉄ホームで地球の歩き方を見てホテルを探していると、 在住2年目という女性が声をかけてくれた。親切にも中央駅でインフォメーションを 探してくれた。おかげで120DMという安いホテルが見つかった。 夜高めのレストランへ。豚肉はちょっと残念。明日の昼食に期待。 10/31 朝食後、フランクフルトの見所、レーマー広場の大聖堂を見る。曇っていたせいか、 昨夜見た夜景の方が奇麗だった。 ザクセン地区の蚤の市を冷やかし、皮製品の土産物を探しにDBでオッフェンバッハHbfへ。 残念ながら土産物屋はなし。仕方なくSバーンでレダーミュージアム(皮博物館)へ。 世界中の皮製品を保管してあり、1〜3Fまで展示品がびっしり。 なんとか無駄足にならずにすんだ。このあと、初日に夕飯を食べたところで、 昼食を取る。リップヒェンと2種類のソーセージ。やっぱりここが一番旨い。 その後デパートでお土産を物色。るるぶのせいで道に迷う。結局サングラスを 自分用に購入。 色々と未練が残るが空港へ出発。パスポートコントロールが税関の後であることを 知らずに、出国手続きをしてしまう(パスポートコントロールを通るだけ)。 仕方なく、再度入国手続きをし、税関でスタンプを貰い、出国手続き、税金の返還と わけの分からないことをやってしまった。 11/1 13:05成田到着。日本は暑い。 総括および旅費 かなり急いで廻ったため、一つ一つの村をじっくり見ることが出来なかった。 1週間では絶対足りない。今度は車でゆっくりと観光したい。 食事(主に豚肉)とビールが想像以上に美味しく、嬉しい驚きだった。 忙しかったが充実しており、素晴しい旅であった。特に海外初の電車の旅であり、 これまでとは違った楽しみがあった。 バート・ヴィンプフェンのスーパーの人も、ハイデルベルクのタクシーの運ちゃんも 言っていたが、ドイツ語は難しく、ドイツ人はなかなか英語を使ってくれないらしい。 唯一の心残りは天気である。ほとんど雨が降っており、非常に寒かった。 飛行機 111,920 鉄道パス 33,100 DM 99,963 国際免許 2,700 財布 945 バス予約 2,500 交通費 2,700(駒沢大学〜成田空港) 空港使用料 2,040 スリッパ 1,365 保険 6,000 フィルム 1,638 サングラス 46,912 (660DM) レンタカー 5,559 (260FR) ワイン 2,160 (90FR) ワイングラス 1,049 (49.5FR) FR 6,500 --------------------------------------- 合計 337,880円 内訳 日用雑貨 66,540円 <887.2DM(傘、靴、葉書、郵便代金、サングラス)> ドイツ土産 14,228円 <189.7DM(カップ、チョコ、コースター、葉書等)> フランス土産 3,348円 <139.5FR(ワイン、グラス)> その他 2,310円 <財布、スリッパ> 旅費 251,454円 換金レート 1DM=75円(クレジット決済時 71円) 1FR=24円(クレジット決済時 21円)